エクステンション留学@Seattleと海外ひとり旅の日記

社会人7年目にしてシアトルの University of Washington へ留学。現地生活やインターンの備忘録でしたが、帰国した現在は海外ひとり旅についてもあれこれ書きます。

Thanksgiving dinnerにお呼ばれしたら

11/28は2013年のThanksgiving Day(サンクスギビング)でした。日本語だと感謝祭と訳されるこの祝日の起源などはWikipediaで見てもらうとして、アメリカでは(宗教に関係なく)家族や友人と家でごちそうを食べる祝日としてクリスマスと並ぶ大きな行事となっています。レストランやスーパー、銀行などはほとんど休業となるので旅行客にとっては不便な日です。

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私はアメリカ人夫婦からサンクスギビングのディナーに招待していただきました。ディナーと言っても3時半スタート。翌日の金曜に仕事のある家庭はだいたいこのくらいの早い時間に始めるみたいです。3時頃に来てねと言われていたので、3時10分に到着。手土産はデザートか花が一般的と聞いていましたが、マダムが日本人のハーフだったので炊き込みごはん(3合)を作っておにぎりにして持って行きました。双子の娘さん(6歳)にお土産を…をと思ったけど、クリスマスじゃないのでマストではないようです。クリスマスならぬいぐるみとか絵本とかそういうのが喜ばれます。洋服も悩みましたがシャツワンピにデニムで無難な感じにしておきました。着飾る必要はなく、スウェットとかでなければ普段着でOKです。

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家に到着したらウェルカムドリンクで白ワインをいただき、ディナーの準備ができるまでみんなでおしゃべり。この日のゲストは、ホストの従姉とその愛犬、隣人とその息子(3歳)、それから私ともう一人の留学生です。こんがり焼けたターキーを旦那さんが切り終われば食事の準備は完了。みんなでダイニングへ移動して席に着きます。テーブルセットされたお皿とは別に、大皿に盛られた料理(ターキーとかマッシュポテトとか)が回されて、それをビュッフェのように自分のお皿に取り分けて次の人へ回していきます。あらかた取り終ったら「Happy Thanksgiving!」と言ってプロセッコで乾杯。ターキーとマッシュポテトにはグレイビーソースをかけて、グリンピースのソテーとスタッフィングはそのままいただきます。スタッフィングってそもそもターキーのお腹に詰めるものですが、この家庭のディナーでは別に出されました。セロリとかハーブの香りとしみしみのパンがマッチしてなんとも言えないおいしさで、ターキーよりスタッフィングばかり食べてました。

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子ども3人は大人とは別のテーブルで食事をして早々に食べ終わってしまっていましたが、大人がデザートを食べるまでは彼らもデザートはお預け。いったん席を離れて追いかけっこして遊んでました。白人の子どもってなんで皆こんなに可愛いんだろう…?
食事が終わったらデザートタイム。サンクスギビング王道のパンプキンパイ(Pumpkin Pie)とピーカンナッツパイ(Pecan Pie)のどっちがいいか聞かれ、ピーカンをチョイス。パイは温かい状態で供され、ホイップクリームの代わりに自家製バニラアイスが添えられていました。アメリカってほんとデザートがおいしい。砂糖とバターをためらいなく大量に使用されないとこの味にはならないのよね。濃い目のコーヒーによく合います。

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デザートが終わってからもみんなでおしゃべりして、6時過ぎにおいとま。帰りがけにはなんとその日のディナーの残りをお土産に渡してくれました。なんと親切な…!温かいアメリカ人家庭の祝日を堪能して、いったん家に帰ったら夜10時頃にBlack Fridayの買い物に出かけます。が、これはまた後日に。

わかったこと:
サンクスギビングは日本でいうお正月。ターキーはおせち。
・ターキーの残りの大部分は生ごみへ。スープにすればおいしいのにもったいない…
・会話の中心はクリスマスの予定とクリスマスツリーをどこに買いに行くか。
サンクスギビングの朝~夕方の道は空いててバスもほぼ貸し切り状態。

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※柴犬Taka。アメリカでもShiba-Inuという犬種はメジャーになってきてるんだとか。