Seattle起点の旅行（NYC編Day3）

8時半起床。2日目と同じく炭水化物ばかりのホテル朝食だけど、今朝はオレンジまるごと食べてビタミン補給ばっちり。満腹になったところで、10時半の開館に合わせてニューヨーク近代美術館(MoMA)へ。

メトロ5Ave&53St駅からMoMAに向かって歩いていると路上でポスターを売ってたりして、ちょっと気分が盛り上がります。
開館5分過ぎに到着するとチケット売り場に長い列が。昨日みたいに30分くらい時間をずらしたほうが良いかもしれません。とはいえクロークと合わせて10分ほど並んで無事入館。学生なので$14で入れるのが地味に嬉しいのです。

オーディオガイドは無料(写真付IDが必要)なのでもちろん借ります。これ、昨日のMetと同じ盗難防止の加工をしたipodだけど、アプリはMetの方がシンプルで使いやすかったかな。しかも解説自体も小難しくて日本語で聞いても何言ってるのかさっぱり理解できませんでした。。。Metの解説は違和感なかったのになぁ。ただ、MoMA版はキッズ用の解説(同じ端末で聞けます)があって、これは凝ったつくりで楽しかったです。

MoMAはピカソのコレクションが豊富で、とても見ごたえがありました。あとはベタだけど、モネの大きな大きな睡蓮シリーズは圧巻。かつて火災で2点の睡蓮を焼失したとのことですが、それも見てみたかったです。

それにしても、こういう大きな風景画ってどうやって描くんでしょうか？睡蓮が浮かぶ池の、光が当たる部分とか雲が映りこむ部分とか、そういう移ろいやすいものの色や形をどうやって覚えておくんでしょうか？いまなら写真に撮ってあとで描く、とかできるけど当時そんなことはできないし。。。なんにせよ、素晴らしい絵でした。

現代美術は理由が後付なような、どうとでも言えるような気がしてしまってあまり得意ではないのですが、その中でも好きだったのは、ガラスのベビーベッド。Silentっていう危険なタイトル通り、怖くて美しい作品でした。

あとなぜだか若いアジア人のスタッフや来館客を多く見かけました。アジアではクラシックなものよりも新しいものが好まれる傾向が強いのかもしれません。

この日は5階→4階→6階→2階のレストランで食事→2階→3階→1階のMoMAストア、という順番でくまなく観てきました。レストランに行ったのは14時頃。ピーク時間を過ぎたせいか、すんなり入れました。が、お高いです。

席の間隔は狭いしカフェのつもりだったけどいっちょまえにレストランのお値段。一番安いパニーニ(チーズとハムのみ、付け合わせにオリーブ)が$13もしました。TAXとTIP込で$15なり。隣の席の紳士なんかサラダと炭酸水だけで$25(うちチップが$5！）も払ってました。太っ腹すぎる。。。私のような学生風情にはレストラン手前のカウンターカフェでクロワッサンをかじるのがお似合いだったと激しく後悔です。

MoMAストアでは何かお土産を…と思ったけど、やっぱり高いので(エコバッグが$25もする)、ポストカードだけ買ってすごすご退散。カゴいっぱい買っている中国人親子の裕福さには脱帽です。この日は金曜で16時から入館無料タイム(UNIQLO Free Friday Nights)が始まり混雑してきたので、さっさと帰ることにしました。

※NYCでよく見かけた車輪を模した？自転車止め。MoMAの後だとアートに見える…

美術館の後はロックフェラーセンターの展望台(Top of the Rock)から夜景でもと思ったのですが、カップルやら観光客やらで混雑している上に$27もするので止めました。行きがけの飛行機からきれいな夜景(未明ごろですが)が見れたのであれで良しとします。
センター内をふらふら歩いていたらチョコレート屋さん？の前で少年が美味しそうにホットチョコレートを飲んでいて、それに惹かれて私も同じものを飲むことにしました。これが甘すぎず濃すぎず絶妙！あとで調べてみたらJacques Torres Chocolateという有名店でした。Seattleでいつも飲むchocolatteよりちょっと高い(8ozサイズで$4でした)けどおいしかったなー。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー前は待ち合わせの男女で超混雑しててやっとのことで抜け出して、そのまま五番街を色々寄り道しながら7号線の駅までのんびり歩くことに。途中のSaks Fifth Avenueでプロジェクションマッピングが見られたのはラッキーでした。

※アメリカで一番有名なクリスマスツリー！

18時には最寄り駅に到着し、結構疲れていたので昨日と同じチャイニーズで夕飯を調達しました。日本人は珍しいようで山盛りにサービスしてくれるんだけど、そんなに食べれないよね。。。