アメリカ華僑の旧正月(Chinese New Year)
2014年は1月31日が旧暦1月1日にあたり、こちらではChinese New YearとかLunar New Yearとして一般のシアトル市民にもわりと認知されていました。Starbacks本社が入っているビルのカフェテリアでは、紅包(HongBao)という中国式お年玉をランチ客に振舞っていたくらい(もちろん中身はお金じゃないですが)。意外と日本人の方が旧正月って何?って感じなのかもしれません。
さて私がお世話になっている家庭は、台湾人のホストマザーとインドネシア華僑(広東系)のホストファザー夫婦なので、基本的に台湾風(でも味付けとかちょいちょい広東風)の旧正月です。台湾は大晦日の夜に親戚が集まってごちそうを食べるそうで、山東省で春節をしたときは大晦日に餃子を用意して新年に食べた記憶があるから、大陸とはちょっと違うんですね。
以下、ホストマザーが大晦日のために用意したごちそうです。シアトルのChina Townで買った材料でぜーんぶ彼女が手作りしたからすごいよね。
これは炒麺。台湾油麺(乾麺でした)を使ってるホストマザーの得意料理。クリスマスも作ってくれたから正月料理というわけではないんでしょう。
豚脚。ドイツ村で売ってるシュバイネハクセ(Schweinshaxe)にそっくりな料理!台湾風のスパイスが香る、絶品です。これ2個作ってました。
これはお正月料理の滷味。上から時計回りにミミガー、豚タン、豆腐(小)、豚ハツ、牛スネ、豆腐(大)。
鶏の丸焼き。これも滷味と同じような醤油ベース。
ラップしたままで不格好ですが大根もち。これは手土産用も含め4台作ってました。食べるときは正方形に切ってから焼いて、アツアツをいただきます。
台湾セロリとエビの炒め物。これは別に正月料理じゃないような気もしますが、個人的には一番好き。野菜のおかずはこれともう一つしかなかった…
年末に作った水餃子が旧正月に再登場。てか旧正月が本番なんですよね。
魚料理。これは大晦日には食べずに、三が日開けてから食べました。年々有魚=有余なんだそうです。
あとはこまごました料理がいくつかあって食卓に並ぶとこんな感じです。
もちろん大晦日の夜だけで食べきれるわけもなく、なんだかんだ1週間はつまんでました。それにしても肉々しい食卓ですね。