Bridal Shower（ブライダルシャワー）

7月に結婚式を控えた友人(アメリカ人)のBridal Showerに出席しました。Bridal Showerとは、まもなく新婦になる友人にプレゼント(結婚祝いとはまた別扱いだそうです)をあげるパーティーで結婚式の1～3か月前くらいに行われます。ゲストは必ずプレゼントを持参します。なお、ホストもゲストも女性のみのパーティーで、新郎も出席しないのが一般的だそう。

※このほかにも手作りの装飾が家のいたるところに。

新婦の家ではなくその友人の家で開催されるのも面白いところで、今回は彼女のいとこの家でした。男子禁制なのでその家の旦那さんと6歳の息子は会が始まる前に追い出されます。お昼どきなのでビュッフェ式で料理やシャンパンがふるまわれ、ゲームの景品を含めこの日の経費はすべてホスト負担なんだとか。そのうえ他のゲスト同様に新婦へのプレゼントもちゃんと用意してて、ホストの献身ぶりには脱帽。ちなみに新婦は後日お礼としてホストにギフトカードを贈るそうです。そりゃそうだ。でもなんで友人の家を会場にするんでしょうか？新婦へのおもてなしだから？

※カップケーキタワー。超かわいい。

ひとしきり食事を楽しんだら、ホストが司会になってゲームが始まります。この日のゲームはBridal Shower定番「What's in your purse」「Toilet paper bride」「How well do you know the bride」の3つ。

※ぜーんぶトレーダージョーズで買ったお菓子なのにこの豪華さ。

「What's in your purse」は今かばんに入っているものをリストと照らして一番ポイントが高いひとの勝ち、というゲーム。クレジットカード10枚とか紙おむつとか意外なものほどポイントが高くなっていて、自己採点で最高得点だったひとはみんなの前で持ち物をひとつずつ確認されます。高得点の使用済みティッシュがほんとに出てきたときはみんな爆笑。

※なかなか壮観です。

「Toilet paper bride」は3人一組になってトイレットペーパー3個を使ってウエディングドレスを作るというもの。私はモデル役だったので立ってるだけでしたが他のふたりが手際よく巻いてドレスを作ってくれました。みんな慣れてる。全チームの花嫁が完成したらそれぞれアピールポイントを説明し、審判役の新婦がいちばん気に入ったチームの勝ち。これ日本でやっても面白いけど、大量のトイレットペーパーが無駄になるので嫌がられるかなぁ。

※写真だとわかりませんがとっても大きなイチゴでした。

「How well do you know the bride」は新婦に関するクイズ(好きな色とか誕生日、タトゥーの数など)が書かれた紙に回答して、みんなで答え合わせをして最高得点だったひとが勝ち。新婦の母親が一番有利と思いきや、新婦の嗜好が移ろいゆくためブライドメイトを務める予定の女性が優勝。質問には「新郎にイライラするところ」という項目もあり、答え合わせでの新婦の回答にみんなが笑うなか新郎の母親が笑ってなかったのが怖かった。。。

※シャンパン横にミモザ用トッピングカウンターがあってこれは良いアイデア！わたしはシャンパンだけで飲んだけどね。

ゲームのあとはいよいよプレゼント開封です。最近はギフトカードが主流だと会社の同僚からは聞いたけど開けたときの楽しみがないから、わたしは30ドルくらいの可愛い食器をNordstromで買いました。新婦が複数のお店で欲しいものを登録しているのでそれに従ってもOKです。この文化は合理的なアメリカらしいところ。

※ゲームの景品。ラッピングもすべてホストの手によるものです。

写真を見ての通り、料理はすごくキレイに盛り付けてあってとても豪華なのですが、買ってきたものをきれいに盛り付けて出す、というスタンスのため味がいまいちなのが残念。スイーツとお酒はおいしかったけどね！ごちそうさまでしたー！

※ホスト夫妻がUW卒業生だからかハスキーがいました！大きいけど人懐こい良い子だった。