エクステンション留学@Seattleと海外ひとり旅の日記

社会人7年目にしてシアトルの University of Washington へ留学。現地生活やインターンの備忘録でしたが、帰国した現在は海外ひとり旅についてもあれこれ書きます。

インターン58日目:最終出社日

1か月半も間が空いてようやく更新します。

いよいよインターン最終日です。
お昼にはお別れのBBQを催され、メンターが焼いてくれたチーズバーガーを噛みしめながら(キッチンの椅子が足りないからBBQのときは基本立ち食いです)、社内にいた他の同僚たちとしばしのおしゃべりを楽しみました。とはいえ、彼らにとっては普通の金曜だからすぐに仕事に戻ったのだけれども。

食後に机に戻るとみんなからのメッセージカードがぽんと置かれていました。たった3か月のインターンにもカードをくれたことに感動しつつも、帰りに手渡しされるんじゃなくて、誰も何も言わずデスクに置いただけという渡し方に、とってもアメリカを感じました。。。

そしてこの日は幸運にもマッサージのある金曜でした。朝から普通に引き継ぎ資料とかイベント用のサイネージを作ったりしていたらサインナップしていた施術時間(PM2:45)になり、その日は外出してる人が多かったために私が最後から2番目の施術者。お世話になったマッサージ師のMさんに今日が最後だと伝えるとなんと40分ものロングバージョンでたっぷり施術をしてくれました。彼女の中国式マッサージは中国で受けたものより私の身体に合ってて、本当に大好きでした。

そしてMさんと涙ながらにお別れしたあと、執務室に戻ると…なんとなんと、ほとんどの社員がいないじゃないですか。
すでに15時半をまわっていたから何人かは帰ったかも、と思ってはいましたが、私を含め3人しか残ってないのにはびっくりです。

Presidentともお別れのハグとかそういうのしたかったのに、すごく残念。。。アメリカ人のマイペースぶりには最後まで驚かされます。お別れがきちんと言えなかったひとも多かったので、Seattleオフィス全員向けにあいさつのメールを書いたり、PC内のデータ削除したり…と慌てていろいろなことを片づけていたら、ほかの二人も仕事が終わって帰り支度にとりかかってる。わたしの作業が終わるまで待っててもらいましたが、「最後なのになんでそんなに忙しいの?」って笑われてしまいました。

そんなこんなでわたしの最終日は情けないほどにバタバタしていました。メールアカウントを削除し忘れるわ、友人との夕食にも1時間以上遅刻するわ、Presidentからの夕方の電話も食事中で気づかず、とことん格好のつかない一日でした。ただ、Presidentが残してくれた長いボイスメッセージはアメリカらしい賛辞で埋め尽くされていて、彼女の人がらとこの会社の温かさを感じられるものでした。もっとこうしたら良かったとか、こういう勉強をしておけば良かったとか後悔することが多々ありましたが、全部含めて、アメリカでインターンやって良かったです。

会社の人とはいつでも連絡が取れるので、新しい仕事が落ち着いたらメールしてみようと思います。みんな元気かなー。