エクステンション留学@Seattleと海外ひとり旅の日記

社会人7年目にしてシアトルの University of Washington へ留学。現地生活やインターンの備忘録でしたが、帰国した現在は海外ひとり旅についてもあれこれ書きます。

留学が終わってみての総括

ずいぶん前になりますが、「予算300万円で1年間とありますが、実際に300万円でだいじょうぶだったのでしょうか?」という質問をいただいたので、総括がてら回答をアップしておきます。

 

まず予算ですがざっくり4学期分の学費が約16,000ドル、U-Pass(バスの定期)が4学期分500ドル、家賃込みの生活費が12カ月で12,000ドルなので丸12か月で30,000ドル以内の計算です。

このほかに渡航費用やアメリカ国内旅行、ブランド品の買い物などは別途かかりますが、9か月(3学期)留学ならそれらを入れても30,000ドルで収まるんじゃないでしょうか?

家賃込生活費を月1000ドルで抑えるなら自炊は必須です。それと学費は毎年9月に地味に値上げするのでご注意を。

 

次に受講コースについて。

わたしは夏にIBEP(Entrepreneur)、秋にBUSIP、冬にFPM+BEIC Prep、春にBEICという順で受講しました。個人的な満足度で言うとIBEP→BEIC→FPM→BUSIPという感じでしょうか。

 

最初はIBEPをなめてましたがこれが一番英語学習とビジネスのバランスが良く、プレゼンの機会やフィールドワークなどかなり充実しています。ビジネスライティングの授業もその後のインターンで役に立ちます。夏冬はEntrepreneurかGlobal Tradeのどちらかを選択でき、春秋はMarketingがテーマです。夏冬にIBEPを受講する場合はICCの学生とぶつかるため、日本人とつるみたくない場合はEntrepreneurをとることをお勧めします。

 

FPMはプロジェクトマネジメントを学ぶクラスなので生徒は社会人経験者が多く、日本人も少なかったです(そのぶんMIPは日本人学生が多かった)。レギュラー講師2人(3週〜4週交代)のほかスターバックスボーイングからゲストスピーカーがきてこれが面白い。デジタルマーケティングの授業も1週間ありましたがこれはBUSIPのときとまったく同じ先生&内容でがっかりでした。

 

BUSIPはすこし期待外れでした。週替わりでトピックと教授が変わるため内容がすごーく浅い。ビジネススクールで教えている先生たちなだけにもったいない気がします。あとICCの学生がクラスの8割を占めるのでひたすら日本人だらけです。UWエクステンションの中で最難関と言われているだけあって、アジア以外の学生も受講していて、良い友達ができたのは利点でした。

 

シアトルは留学するにはとても良い街だと思います。みなさん、がんばってくださいね!

 

追伸:日本人とつるまないと決めているひとでも、たまーに日本語の何かに触れたくなるはず。そんなときは日本版アカウントを保持したKindleで漫画読みまくってました。当時は宇宙兄弟を読んでは、もっと勉強せな…と反省したもんです。