エクステンション留学@Seattleと海外ひとり旅の日記

社会人7年目にしてシアトルの University of Washington へ留学。現地生活やインターンの備忘録でしたが、帰国した現在は海外ひとり旅についてもあれこれ書きます。

アメリカで銀行口座を作る(CHASE)


まとまったお金を持ってきているので安全性を考えて銀行口座を作ることにしました。ATMがたくさんある大手ならどこでも良かったので、近所にあったCHASE(JPMorgan Chase & Co.)に決定。シアトルのダウンタウンには3つ支店があります。

色々なWEBサイトにも記述があるとおり、アメリカには2種類の口座(checking account / saving account)があります。savingのメリットは利子がつくことですが、1万ドルくらいの小金で両方作ると口座管理料のほうが高くつくのでcheckingだけを開設しました。アメリカも銀行の利子(レートはこちら)はたかが知れてます。

checking accountは小切手帳とデビットカード兼ATMキャッシュカードが貰えます。
カードは4桁のPINを指定し、決済のつどにPINを入力します。小切手は1セント単位まで指定できる便利なツールで、友人間のお金の貸し借りでも使えます。私はホストマザーに家賃を払うのに使ってます。デビットカードにしろ小切手にしろ、アメリカはATMでお金を引き出す手間がかからないようになっていて便利です。

CHASEの店内に入って、窓口ではなく個別の応接スペースみたいなところでchecking accountを作りたいと相談します。口座開設にはパスポートとI-20が必要です。あとは住所と電話番号、メールアドレスなどの個人情報を聞かれます。最初の預金も含め30分くらいかかったでしょうか。いろいろ書類をもらって終了です。慣れない単語が多く聞き取りが大変でしたが、日本の口座開設と同じような手続きなので臆することはありません。色々なオプションを進めてくるのでそれが有料かどうかだけしっかり確認すると良いと思います。

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checking accountの口座管理料は $10/月(savingは$5/月)です。残高が一度も$1500を切らなければ無料になるので、持ってきたT/Cを全部預金して残高が少なくなったら口座を閉じる作戦で行きます。毎月$10って高いですもん。。direct depositが毎月$500あれば管理料なしですが、これは給料などの自動振り込みを指すので普通のdepositを毎月行っても意味がありません。

盲点だったのは小切手帳に発行手数料 $18.95がかかったことです。口座開設の時に説明されなかったし(もしくは聞き取れなかったか)、領収書も貰ってない。なのに、後日残高を確認したら勝手に引かれてました(取引明細には載っておらず最初から引かれている状態)。アメリカの掲示板でいろいろ調べたら、$15,000以上(この数字の真贋は不明)預けているような顧客なら発行手数料無料みたいですが、庶民は発行ごとにお金がかかるようです。世知辛い。

デビットカードは年会費無料。あとかかりそうなものと言えば、overdraft手数料($34/each)です。overdraftとは残高がマイナスになってしまうことで、単発のデビットカード利用については残高がなければオーソリが通らないからそもそも起こりえないのですが、小切手の利用やデビットの定期支払については残高がなくても通るためoverdraftとなりえます。$34を払わないためにも、残高を常にチェックしておく必要がありますね。

 

※追記

・Saving Accountだけ作る場合、ATMカードがもらえるか、引き出し回数に上限がないかを確認したほうがいいと思います。

デビットカードでATMからお金を下ろせます。CHASEのATMなら手数料無料。任意額ではなく、20ドル、50ドルなど決まった枠の中から引き出す金額を選びます。最低20ドルから。

・窓口でお金をおろす場合はデビットカードを持って金額を言うだけで担当者が書類を用意してくれます。PINを入力して書類にサインして終わり。細かい紙幣や小銭を混ぜたい場合はそれを伝えます。CHASEの窓口担当者はアメリカとは思えないほど親切。コーヒーも飲めるし、ATMより窓口の方が個人的には好き。