エクステンション留学@Seattleと海外ひとり旅の日記

社会人7年目にしてシアトルの University of Washington へ留学。現地生活やインターンの備忘録でしたが、帰国した現在は海外ひとり旅についてもあれこれ書きます。

アメリカで1年使えるプリペイド携帯を買う

シアトルは比較的小さな街ですが、アメリカは本当に広い。歩いてそこまで…とか基本的には無理です。車を持たない私はバスで移動するのですが、地図アプリを見ないと今どこにいて、どの停留所で何番のバスに乗れば良いのかがわかりません。これは死活問題なので、早々に持ち歩けるインターネット環境を整備する必要がありました。


SIMロック解除していないスマホを持ち込んでいたので、電話こそできませんがwifiさえ拾えればe-mail送受信や地図アプリを見ることはできます。
最初に考えたのはPocketWifiのような端末を契約することですが、これは月額費用が普通の携帯と変わらないですし、アメリカでは友達との連絡手段はe-mailではなくSMS(こちらではtextと呼びます)がメジャーなので携帯電話、しかもスマホが欲しい。
しかしながら、アメリカでも携帯電話は2年契約が原則で、1年しか滞在しない留学生には不向きです。


そこでプリペイド携帯を探すことにしました。プリペイドというとソフトバンクの古い携帯を思い出しますが、こちらではスマホプリペイドで使えます。

まず、日本から持ち込んだ端末の有無で2つに分かれます。

(1)SIMロック解除した携帯を持っている場合
→好きなキャリアでSIMとプリペイドカードを買うだけです。SIM自体の価格はたしか20ドルくらい。
月額料金プランはキャリアごとに結構違うので、比較して好きなところのSIMを使うと良いでしょう。AT&TとかVerizonなどの大手よりも新興通信会社の方が安いです。

(2)SIMロック解除した携帯を持っていない場合
→ロック解除端末を買うか、プリペイド対応のキャリア限定端末を買ってからプリペイドカードを買います。ロック解除端末を「unlocked cell phone」と言うのですが、私が買い物をしていたショッピングモールでは手に入らないようだったので、諦めてキャリア限定端末を買うことにしました。

キャリア別プリペイド携帯プランを見てみましょう。

スマホ適用プランのみ
※通話やSMSなどアメリカ国内のみ想定
※プランはよく変わるのでWEBサイトでご確認を

Verizon
$70/mo →データ通信4GB(追加可)まで、通話やSMS/MMSは無制限
$60/mo →データ通信2GB(追加可)まで、通話やSMS/MMSは無制限

AT&T
$60/mo →データ通信2GB(追加可)まで、通話やSMS/MMSは無制限
$40+15/mo →データ通信300MB(100MB毎に$5)まで、通話500分まで、SMS/MMSは無制限
$25+25/mo →データ通信250MB(50MB毎に$5)まで、通話250分まで、SMS/MMSは無制限

T-Mobile
$70/mo →すべて無制限
$60/mo →データ通信無制限(2.5GB超えると速度制限)、通話やSMS/MMSは無制限
$50/mo →データ通信無制限(500MB超えると速度制限)、通話やSMS/MMSは無制限
$30/mo →データ通信無制限(5GB超えると速度制限)、通話100分まで、SMS/MMSは無制限


私が探していた時は当時AT&Tで1GBまで$50というプランがあったのですが、今日見たプランだと250MBに減ってますね。。
そしてT-Mobileに$30の格安プランがあるじゃないですか!
これは気づかなかった。。電話全然しないならこれでもいいかも。

私は結局、白ロムを探して入ったTargetというスーパーでたまたま見つけたVirginの携帯にしました。そう、プリペイド携帯はスーパーで売ってます。キャリア直営店に置いてるものよりも良さそうなスマホ(LGのandroid)で$75とお手頃でした。
そして何より、プランが驚きの安さ。月額35ドルなんて初めて見たので即決でした。

Virgin
$35/mo →データ通信無制限(2.5GB超えると速度制限)、通話300分まで、SMS/MMSは無制限
$45/mo →データ通信無制限(2.5GB超えると速度制限)、通話1200分まで、SMS/MMSは無制限
$55/mo →データ通信無制限(2.5GB超えると速度制限)、通話やSMS/MMSは無制限

75ドルの本体と35ドルのプリペイドカードを一緒に専用レジに持って行くと、携帯担当の店員さんがセットアップしようかと声をかけてくれるではありませんか。
毎月のチャージをオンラインで行うため、アクティベーションコードの他にアカウント設定で住所やメールアドレス、パスワード(6桁)などを店員さんが代理で入れてくれました。超親切。


こうしてパスポートも何も見せずに携帯が開通。10分もかかってないと思います。
Virginは大手キャリアであるSprintの回線を使っているので、繋がりやすさも都市部にいる限りは心配ないでしょう。
やっぱりスマホあると便利ですよー。

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<追記>

※チャージ方法についてはコチラに書いてます!

インターンをやるつもりの方は、携帯を選ぶときにVoiceMail(留守電)機能がついているか確認することをお勧めします。インタビュー結果の電話がかかってきても授業中は応答できませんから!

※こないだTargetでVirgin Mobileプリペイドカードが1割引きで売られてたのでまとめ買いしました。プリカなんて値引きしないと思ってたからラッキー。

※Virginは白ロムへのSIM提供をしていません。Virgin用端末を買う必要があります。

※$75で買ったLGスマホは大変もっさりしてるので電話、メール、GoogleMap、バス時刻アプリくらいでしか使ってませんが、学校やカフェはwifi完備なので日本のスマホタブレットが使えるので困りません。